着物の町・京都の和裁学校 足立和裁研究所

足立和裁研究<京都府の現代の名工>
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平成20年度「京都府の現代の名工」として表彰されました

平成20年度の「京都府の現代の名工(京都府優秀技能者表彰)」に、本研究所主宰の足立ヨシ子が選ばれ、2009年1月27日に京都市上京区の府公館で表彰式が行われました。

「京都府の現代の名工」とは、京都府が職業技能の向上と技能尊重気運の高揚を図り、技能者の励みとしていただくことを目的として実施している京都府優秀技能者表彰制度です。この制度は、府内の各産業分野(伝統産業を除く)で最高の技能を発揮して産業発展のために貢献されている方を京都府知事が表彰するものです。

京都府の「京都府の現代の名工」ホームページはこちら 

足立ヨシ子は、和裁全般に優れた技能を発揮する中で、着物として使っていたが羽織やコートにその形を変える古着の再利用において、羽織二枚から着物を仕立て上げるなど、どのような古着を利用して、どのように生まれ変わらせるかをその経験と技能により判断し、実践する事ができ、また、和裁の技能と洋装の知識を取り入れ、和洋双方の合う着物用コートを作るなど、自分の技能を活かし続けている技能者であること、さらに、積極的に和裁の指導にあたり、高い技能を持った和裁士を育成しているなど、これらの活躍が評価されこの度の表彰となりました。

京都新聞掲載記事

足立ヨシ子は香川県出身。
高校卒業後、「手に職をつけなさい」という両親の勧めで和裁を学びました。
大阪で和裁業を営む家に住み込み、早朝から深夜まで針の使い方や裁断などの技術を磨きました。
「毎日のお風呂と日曜の休みが楽しみだった。でも苦ではなかった。その経験があったから今がある」と振り返る。
五年間の修行を終えたのを機に結婚。二年後には義母の和裁業の手伝いで京都・桂に引っ越しました。

向日市寺戸町に「足立和裁研究所」を構えたのは二十年前。
多くの生徒が和裁を学び、これまでに三百人以上の和裁士を送り出してきました。
研究所では現在、各地から集まった生徒約二十人が厳しい修行を重ねています。
現在も住み込みの生徒たちと研究所で暮らし、「古い着物の再利用など、今後も新しいことに挑戦したい」と
意欲的に和裁に取り組んでいます。

※京都府技能者・功労者表彰制度ホームページ、京都新聞記事より一部抜粋

 

 

  • 京都府の現代の名工として表彰されました
  • 京都新聞に本研究所の椚田さんが掲載されました
  • 京都和装産業振興財団の「きもの日本」サイトに掲載されました
  • 第48回技能五輪全国大会で椚田さんが銀メダルを獲得
  • 京都府の「明日の名工」に選ばれました

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